トレード手法覚書
  
  〜損をしないトレード方法を考える〜


Update 2007/02/11


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トレード手法についての覚書(5)

●新しい手法(1)
(1)日経平均の下降トレンドや外国人の売り越しが続いた頃、売買せず、相場を監視して、銘柄の動きをあれこれ調べていた。これまでは「グランビルの法則」に基づいて、チャートの波を捕らえる感じでまずまずやれていたのだが、2005/03下旬〜2005/05下旬の株価の動きは今までの読みがなかなか当てはまらなかった。買うシグナルが出ても、買うとまだ下がるなど、なんだか読めない動きだった。それで売買ができず、ながめている時間がずいぶんあった。
しばらくするとそれにも飽きて、時間がもったいないので、どうせなら日々の銘柄の動きを監視してみようと思った。それで気づくことがいろいろあって、地合いの回復を見計らって、検証を始めた。

(2)地合いが良いときやトレンドが明確なとき(最近はまたこうなっている)は、いままでの手法が活きた。蓄えたデータからその日売買する銘柄を選んで、当日あるいは2〜3日保有。値幅を狙って利益を出す。この手法は、これからだって使える。僕は今までトレードをやってきて何となく自信がもてなかった。地合いの関係で銘柄選びと選ぶタイミングがたまたま上手くいっている、という感じが付きまとっていたからだ。
だから今度は、そうではなく、自分の判断で売買タイミングを掴み、トレードできるようになりたい、と思った。トレードとは技術、腕を磨くものだと明確に位置づけた(気づいた)のだ。技術が身に付けば(コツを掴むと言ってもいい)、その時々の判断で売買でき、いつでもチャンスがあると思った。

(3)具体的にはどうすればいいか、いろいろ調べた。方法は、あちこちの本に書いてあった。何も難しいことはないように思えた。しかし本に書いてあることと実際にやるべきこととでは雲泥の差があった。株価がめまぐるしく動く緊張感の中で、上手くやれるかどうか、技術を身に付ける自分なりの工夫・練習ができるかどうか、そんな部分でかなり悩んだ。

(4)値動きをずいぶん見てきて、あれこれ試した。そうして目指したのは、「売買タイミングが分かる」ようになることだった。たどり着いた結論は当たり前で単純なことだった。コツでもなんでもありゃしない。何をいまさらという感じだ。しかもこれらは初心者用の本でなんども見ているし、誰でも知っている。そもそも売買タイミングが分からないで、トレードなどできやしないじゃないか! しかし残念なことに僕には、こうしたやり方が身についていなかったのだ(2005/10/15)。

(5)技術(コツ)を身に付けられるまで(まだ身に付いていない)、気をつけたのは、資金を減らさないことだった。僕は損失を恐れて、10万〜40万程度の銘柄で1,000株売買しようと決めた(そもそもトレードを開始した時期から、ほとんど1,000株売買しかやったことがない。最小単元で上手くできないでロットを増やす気にはなれなかったからだ)。それから同値撤退で逃げることに気を配った。資金が減らないうちに、充分練習をこなせれば、「誰でも利益を生み出すテクニック(コツ)が身に付けられる」と考えた(撤退を強いられるのは、コツを掴む前に資金がなくなるからだ)(2005/10/21)。

続く……。

●ひとこと(6)
デイトレードだけでは稼げない?――デイトレードだけでももちろん儲けられる。でもスイングを取り入れることで値幅が取れる。特に僕のような1,000株しか買わないで利益を上げようと考える者にとっては、スイングは上手く活用したい手法だ。僕も現在、スイング(今までの手法)+デイトレ(今までの手法/新しい手法)の組み合わせでやっている。この組み合わせのおかげで、上手く取れることがある(2005/08/12)。

トレードは才能?――とてつもなく儲けるにはやはり才能が必要な気がする。しかし、ほどほどに利益を出すのなら、誰にでもできるのではないだろうか。要は自分なりのやり方をしつこく工夫していけるかどうかがポイントだと思う(成果が出るまで資金を減らさない工夫必要)。スポーツと同じように工夫と練習しだいで、そこそこ力は伸ばせる(2005/11/06)。

●利益を得るのは簡単
毎日の株価の動きを見ていると、多くの銘柄が1日の間に意外と大きく動いているのに気づく。取れる場面がたくさんある。「こんなにチャンスがあるのに、なぜ取れないのだろう?」と不思議に思う。それでいろいろ調べ始めると、利益を得るのと損をするのには、ちょっとの違いしかないことに気づく。どこで買って、どこで売ればいいのか、判断できれば、利益が得られ、分からなければ逃す。単純な話だ。でもそこを良く考えると、ヒントがかなり隠れている。でもなかなか分からない。だから難しく感じる(2005/08/06)。

●トレードブログの真実
某ブログで、記事が「バーチャルじゃないのか!」というような投稿を目にした。それに対して、いろいろコメントが書き込まれていた。僕は、どんなブログでも、その記述が真実かどうかは分からないものだと思っている。その辺りをちょっと書いてみる。
インターネットでは、何をどう掲載してもバーチャルという見方ができる。また本当だと言うこともできる。本当と信じるかどうかは、読み手に委ねられているのだ。だから、怪しいと疑う部分は疑って(これは仕方がない)、役に立ちそうな部分があれば、それを参考にすればいいと思っている。
要は、読んだブログがバーチャルであれ、本当であれ、そこから自分に必要な情報を吸収できればいいと考えて、多くの人のブログを読ませてもらっている。
ただ長い間バーチャルで書いていくのは、本当のことを書くより大変な気がする。僕は、たいてい本当のことだと思って読んでいる(2005/09/30)。

ターニングポイント
日経平均が13,000を越えたところで調整に入った。2005/09/20がターニングポイントだった。スイングで持っている株はこの日売り抜けていればベストだった。まあ、そう上手くいかないのが常で、今回「ほどほどで売れ」というあたりまえのことを再確認した。やはりずっと上がり続ける株はないのだ。これがいつもデイトレとスイングで迷う部分なのだ。以前よりは、上手く併用できるようになったが、まだ機動力がない。

「どんなに順調に上げていても決めた期間で全て手仕舞う」という人の記事を読んだことがある。「適度に利益を上げたら手仕舞う」とても良いやり方だ。だが、スイングで持っているとその見極めがなかなかできない。トレンドが良かったりすると、もっと持っていようと考える。しかし、崩れるときはチャートも一気に変わるから当てにならない。そうなると、デイトレのがいいのかな、といういつもの迷いが出る。
そこのバランスまで含めて、併用できるようにならないと、デイトレでもスイングでも失敗しそうだ。今回の下げをみてそう思った(2005/09/22)。

●矛盾
僕は、何かが頭に浮かんだその都度、脈絡もなく書いている。だから、以前に書いたことと食い違ったり、逆だったりすることがあるかもしれない。でも嘘はなくて、その時々本当にそう思っているから書いている。もともと自分に向けた備忘録として書いているので、考えることの変化と共にトレード手法も変わっていくのは必然なのだ。だから読む人は矛盾の中から、自分に役立ちそうな部分だけを抜き取って、よく吟味して、記憶にとどめるようにして欲しいと思う。
僕の書いたことで1000円でも利益を上げられる人がいれば嬉しい(2005/10/03)。

●安全なトレード
僕はいつもできるだけ「安全(欲を出すと安全に出来ない)」にトレードしようと考えている。そのため大きな利益には繋がりにくいがそれで良いと思っている。
たとえば、「明日上がりそうだ」と思っても、それに確信はもてない。そんな不確かなものに期待する危険より、上がっているうちに売り抜ける安全を取る。そもそも株は買ったら損をするか得をするかしかない。得のでているうちに手仕舞いしないと損をするのを待っているようなものだ。含み益に浮かれているとかならずやられる。だからどんなに上昇トレンドを形成していても、上がっているうちに一度手仕舞いして、そこまでの利益を確保しておく。下がったら買い戻す。それが安全なのだと思う。
売るのが早いと、「もっと上がったのに」という後悔がなくもないが、利益なんていくらでもいい。損をせず売り抜けることが大切なのだ。そしてそれを繰り返すのが安全なやり方だと思っている(2005/11/16)。

●気分でトレード
気分でトレードするというと、「理性的にやるべきだ」という声が聞こえてきそうだが、最近僕は気づいた。
上昇中の保有銘柄で考えてみる。「売りたいのに、チャートではまだ上がるから」と期待してホールドする(一見理性的なようだが、そのじつ欲)より、「売っておきたい」ので売る。このほうが単純に気分がすっきりする(確実に利益がある)。そして結果的にも、そうしたほうがいいような気がしてきた(売りたいのを我慢して、下げた時のストレスは大きい。もし売った後上げても損はしていない)。
理性的に判断しているようにみえても、結局は欲なので、気分でやってもたいした違いはない。ストレスがなく、確実に利益が得られるのは? 意見の相違はあるかもしれないが、僕的には気分でやるのもありかな、と考えている(2005/11/15)。

●結果は付いてくるもの
「今日はまぐれだ、きっと明日は取れないだろうなあ」と思って1年近くになる。過ぎてみれば、結構平気でトレードしてきた(あいかわらず、朝になると「今日は取れない」という不安が頭を過ぎる)。
危なげなトレードでも繰り返しているうちに、「毎日わずかばかりの利益を得る」程度の技術は身に付いたのかもしれない。しつこく手法(今までのや新しいやつ)を追いかけきたことが無駄ではなかったようだ。
手法が良かろうが悪かろうが、いつでも自分のやり方で進んでいくしかない。そしてその方法に見合った結果がいつでも付いてくる(2005/08/14)。

●利益の出る方法を見つける
僕の場合、データをいろいろ見て、「××の傾向がある」「○○に違いない」などと仮説を立てる。それが裏付けられるかどうか検証していく。値動きを追いかける。実際に売買してみる。「どうもダメそうだ」となれば、最初からやり直す。これを繰り返しているうちに、何かに気づいてきた。気づかない人は気づくまでやるしかない。自分で見つけるしかないから時間がかかる。でも、今後のことを考えると、時間をかける価値は充分ある。さすがにぼんやり屋の僕でも時間をかければ、気づいたのだから、誰でもきっと何かに気づくはずだ(2005/09/03)。



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